关于中日方位词“中”的探讨

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论文字数:**** 论文编号:lw20237829 日期:2023-07-16 来源:论文网

本文是一篇日本留学论文,本研究以空间相对名词“中”为焦点,对语言资料以书面语为中心进行了分析。因此,今后继续考察“中”在口语中的使用实际情况,而且与空间相对名词“外”对照分析是很重要的。另外,本研究试着探讨了对教育现场的启示,但并没有进行面向学习者的实证性研究,作为今后的课题,有必要从这方面对防止误用的策略进行进一步的探讨,对应用开发的实现性也进行考察。

第一章 認知意味論による「中」の中心義の認定
第一節 認知意味論の考え方
人間の現実世界における体験は脳の認知に反映し、さらに言語のメカニズムにより言葉に反映する。これは認知意味論の基本的な原理である。認知意味論の創立者の一人として、ジョージ・レイコフ(George P. Lakoff)はカテゴリー化・イメージスキーマ・メタファー理論などを用い、ほかの研究者たちと共に言語の実態を究明している。そこで本稿もレイコフの理論をはじめとして、認知意味論の考え方に従い、「中」に関する分析を進めていきたいと考える。
1. プロトタイプ的カテゴリー
カテゴリー(Category)とは分類・種類のことであり、その概念について概ね二種類の理論が提出された。一つ目は古典的な見方であり、カテゴリーの全成員には共通する属性を持っており、地位は概ね平等であると提唱しようとする。それに対し、認知意味論におけるカテゴリーの見方は、共通する属性ではなく、家族的類似に基づくカテゴリーを提唱する。そのようなカテゴリーは放射状カテゴリー、またはプロトタイプ的カテゴリーと称され、プロトタイプ(Prototype)を通して構築されたカテゴリーだと思われる。具体的に言えば、認知意味論におけるカテゴリーは、プロトタイプを中心的な成員とし、最も強い家族的類似を有する。周辺的な成員はプロトタイプとの類似性を基準に、プロトタイプとの距離が決まり、さらに周辺的な成員もサブカテゴリーの中心となり、最終的には放射状の構造が成立するのである。このようなカテゴリーはわれわれの認知プロセスの全過程に関与し、基本的な認知メカニズムとして、当然言語活動にも反映すると考えられる。王・洪・佐治(2018:516)[6]によると、語彙は人間が世界を認識する過程による産物であり、カテゴリー化は語彙の意味形成と使用の出発点である[7]。
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第二節 「中」の意味項目リスト
多義語の意味ネットワークを分析するにはまずその語の意味項目を列挙する必要がある。しかし辞書によって語に対する具体的な解釈は類似性があるものの、項目の内容や数においては食い違うことも普通である。筆者が複数の辞書で「中」の意味を比較したところ、『広辞苑』『国語大辞典』『スーパー大辞林3.0』という三冊の辞書における解釈が最も差異が見られ、本研究の参考資料として用いることにする。ゆえに、本節ではまず上記三冊の辞書を参照しつつ、語の意味項目を統一し、リストを作成していくと考える。
1. 辞書における「中」の意味
(1)『広辞苑』(第六版)[13]における「中」の意味
一、一定の区画·範囲のうち。「外」に対する。
1)内部。うち。 2)心の中。胸中。 3)(廓の中の意で)江戸で吉原、大阪で新町の遊郭の称。
二、一つづきの物事の両端でない部分。三つのものの中央。
1)中部。中央。 2)中等。中位。 3)多くの物事のうち。 4)二つの物事の中間。間。 5)ある事が起き、まだ終わらない間。ある状態にある、その間。 6)(多く「仲」と書く)男女・夫婦・親子・兄弟・知人等の人間関係。間柄。 7)三人以上の兄弟姉妹の二番目。 8)月の中旬。
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第二章 「中」の意味ネットワークの構築
第一節 中心義からの意味拡張


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まずは「中」の意味項目リストから意味<0>(中心義)を抜き出し、残りの意味項目を改めて番号をつけ、拡張義のリストを作成すると、下記の通りである。
意味<1> 家庭・学校・会社など、ある組織や集団の内部。 意味<2> 心や思いのうち。 意味<3> ある事態や状態の最中、途中。 意味<4> 抽象的な物の内部。 意味<5> 事物についてある範囲を限定し、その範囲内の一部。 意味<6> 区切られた空間の、端から遠い所。中央。 意味<7> ある時とある時との中間の時。 意味<8> 二つの物事の間。 意味<9> 順序を示す。上下、高低、前後などについて、その中間に当たるものをさしていう。中等。中位。 意味<10> 三人以上の兄弟姉妹の二番目。 意味<11> 月の中旬。
以下は使用実態に基づき、各拡張義の認知意味論的特徴を分析し、それぞれのイメージスキーマと意味拡張の経路について考察し、意味拡張の動機づけによって分類する。なお、本章は主に認知意味論的なアプローチを取り入れるゆえ、例文の選択においては窮挙法ではなく、代表的な例を挙げることにする。
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第二節 拡張義からの意味拡張
1. 意味<3>からの拡張
意味<3>はメタファーによ
意味<7>へと拡張をする。 意味<7> ある時とある時との中間の時。
例58 「髪は中四日から五日で結い直してもらいます」 (岩崎峰子著『祇園の教訓』,幻冬舎,2003)
例59 「前の試合から中7日のフィジーに対し、日本は中4日。」 (中日新聞,2003/10/24)
例60 「川口は中二日で疲れもあり、投げてみないと状態が分からないが、(後略)」 (中日新聞,2004/8/17)
例文を調べたところ、例58〜例57のような「中+数字+日」の用法しか見当たらず、その中は特に例59と例60のようにスポーツ記事に使用されるケースが多数を占めている。
意味<7>の概念ドメインは時間の領域であり、前の時点と後の時点によって範囲が囲まれ、両端の時点がlmの機能を担い、その範囲内の期間はtrの機能を担うのである。場合によって、例60のように後の時点と発話の時点が重なるような例もある。要するに、意味<7>のイメージスキーマは意味<3>と同様に、起点-経路-到達点のスキーマにより説明できる。意味<3>との相違について、意味<7>のイメージスキーマにおける起点・到達点・経路という基本的な要素は全部時間を指示し、意味<7>は意味<3>が時間領域への投射だと考えられる。意味<7>のイメージスキーマを図で表記すれば以下の図2-5になる。
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第三章 「中」をめぐる中日対照分析 ....................... 52
第一節 意味範囲における対照分析 ........................... 52
第二節 意味拡張における対照分析 ...................... 60
第四章 教育現場への示唆 .................................. 65
第一節 メタ認知ストラテジー ........................... 65
第二節 アウトプット指導 ............................. 67
おわりに ................................... 74
第四章 教育現場への示唆

第一節 メタ認知ストラテジー
認知主義的学習理論によると、学習のプロセスに関わる認知メカニズムを究明し把握することは学習の効果を向上させる利点がある。日本語学習者にとって複雑な認知メカニズムを研究するのは当然必要ないが、自分自身の学習プロセスにおける心理的状態や思考などを明確に認識することも、学習の成果を促進するメリットがあると考えられる。ゆえに教師は日本語の知識を教えるのみならず、ついでに学習者にメタ認知ストラテジーを知らせることにより、学習者が自分自身の心理的活動に注目するようになることを追求すべきだと考えられる。
メタ認知ストラテジーは学習者が自分の学習過程を認識し、調整するために用いる学習方略の一種であり、それによって学習者が目標や計画・効果などを考えたり評価したりすることができ、学習目標の達成度には大きな影響を与えるストラテジーだと思われている。しかし教師の指導がなければ、自分自身の学習状況についてあまり考えない学習者が多数存在しており、自分の考え方を観察するどころか、自分の誤用状況さえ観察していない学習者も少なくないであろう。それゆえ、教師としてはまずメタ認知ストラテジーという学習方略の存在を学習者に教え、次第にその方略の実践方法も少しずつ教えることにより、学習者の能動性を高めることが可能になる。


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おわりに
本研究では認知意味論的アプローチに従い、現代日本語における空間相対名詞「中」の意味拡張プロセスを解明した。それに基づき、現代中国語における方位詞「中」と対照的に分析し、異同を考察した。その上、中国語を母語とする日本語学習者の言語活動における「中」の誤用を減少させるため、教育現場への示唆を三つの方面から検討した。 現代日本語書き言葉均衡コーパスを利用し統計を行った結果、空間相対名詞「中」の中心義を「物理的空間においてある範囲の内側」と認定した。それを基に、各拡張義の概念ドメイン・イメージスキーマ・軌道体と基準点・意味拡張の経路と動機づけなどを、使用実態の分析とともに究明した。その結果、空間相対名詞「中」の意味ネットワークは四段階の構造から成り立ち、メタファーによる意味拡張が最も主要な動機づけであることを明らかにした。
意味項目の分類から見れば、空間相対名詞「中」と方位詞「中」は概ね対応している。しかし具体的な意味分布において、空間相対名詞「中」における意味項目の分類は方位詞「中」より細密であり、各意味項目の使用頻度と文体的な特徴においても明らかに相違している。意味拡張のプロセスから見れば、二語いずれも空間の領域から時間・状態・社会・抽象物などの領域へと拡張するが、認知的焦点の変換において、空間相対名詞「中」は方位詞「中」より複雑であることが分かった。
参考文献(略)

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