从认知语言学角度考察日语量词“枚”

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论文字数:**** 论文编号:lw202321852 日期:2023-07-20 来源:论文网
本文是一篇文化语言学论文,本研究根据《数数法辞典》收集的数据,对同义词“枚”的各用法进行了更详细的分析,但绝对不能说是全面的。作为今后的课题,希望在“枚”的各用法的背景下,进一步发展研究成果,调查更多的事例,系统地展示分类词的用法。


第一章、類別詞の定義と先行研究

第一節、類別詞の定義
日本語において、「類別詞」はモノの数を表現するとき使わなければならない要素として、広く認識されている。また、研究者によって、定義が異なることもある。本論文では、「類別詞」の定義について、西尾寅弥、松本曜、飯田朝子と三保忠夫の研究をあげる。
西尾(1977)は、類別詞は数を表す語に添えて、数え量られるものがどんな性質・種類のものであるかを示す一種の接尾語であると述べていた。
松本(1991)は、類別詞は、1) 数詞(和語系のヒト、フタ、シ…および漢語系のイチ、ニ、サン…)の後につけられる;2) 数えられている事物を示す名詞(クルマなど)と共起しうる;3) 個別化された事物の数を示す際に使われる、という三つの条件を満たすものであると述べていた。
飯田(1999)は、類別詞は度量衡や時間などの単位を表さず、独立して用いることができなく、数詞に直接付加される接辞であると述べていた。
三保(2006)は、類別詞は数詞にそえられ、数えられるその対象(もの・こと)の性質・形状・様態・種類などを表わす語であると述べていた。対象についてのイメージを与え、または、対象の属するクラスや範囲等をも示している。
本研究は類別詞「枚」と共起できる対象の形状、種類などによって、類別詞「枚」の複数の用法を認定するので、三保の定義に従う。
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第二節、類別詞の基本機能
世界中に類別詞を持つ言語は予想以上に数多く存在し、またその種類も異なっている。水口(2004)によると、類別詞は、名詞類、名詞類別詞、数量類別詞、所有類別詞・指示類別詞と動詞類別詞の五つに分類したということである⑤。本研究の研究対象である「枚」は、水口の分類によって「数量類別詞⑥」に属している。また、数量類別詞の機能には、個別化、範疇化、指標化、関係化があり、言語によってどの機能を扱っているかが異なる⑦。本研究で扱う日本語の類別詞「枚」は、数量表現とだけ現れるので、個別化、範疇化という機能しか持たない。以下では、この二つの機能について考察する。
1. 個別化の機能
水口(2004)は、日本語は数量類別詞を持っている言語として、名詞は数を指定する必要がなく、裸で用いることができると述べていた⑧。類別詞の重要な機能の一つは、このように数の指定がない、言い換えれば、概念のみを表しているような名詞を、数量表現と共起させることによって、個別化することである。
例えば、日本語で、「手紙」というと、「手紙一般」を指してるのか、「個別の手紙」を指しているのか、文脈を見ないと名詞だけでは判断できない。これに対して、「二枚の手紙」というと、個別化してしまう。すなわち、類別詞は数量表現と共起することによって、名詞を個別化していることになる。


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第二章、本研究の理論の枠組み

第一節、認知言語学とは
日常言語は、主体が外部世界を解釈し、この世界との相互作用による経験的な基盤を動機付けとして発展してきた一種の記号である。言葉の背後には、言語主体の外部世界にたいする認知のモード、外部世界のカテゴリー化、概念化のプロセスが、何らかの形で反映されている。認知言語学は、このような人間の認知能力に関わる要因を言語現象の記述、説明の基盤とするアプローチをとる。このアプローチをとることにより、言葉の背後に存在する言語主体の認知能力との関連で、言語現象を包括的に捉えなおしていく方向が見えてくる。
認知言語学の視点では、外部世界の解釈は、その世界を解釈していく言語主体の認知のプロセスを反映している。この種のプロセスは、抽象化・具象化のプロセス、焦点化のプロセス、視点の投影、視点の移動・変換、前景化―背景化のプロセスをはじめとする主体のさまざまな解釈のモードによって特徴づけられている。音韻・形態、構造、意味をはじめとする言葉のさまざまな側面は、この種の解釈モードによって特徴づけられる主体の認知のプロセスによって動機づけられている⑬。
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第二節、認知言語学の意味論
認知言語学の意味論は、言葉の意味は、外部世界を解釈する言語主体の視点を反映するという立場に立っている。言い換えれば、認知言語学の意味論は、言葉の意味は、言語主体の視点に基づく概念化との関連で相対的に規定されるという立場に立っている。また、概念化とは、我々が外部世界とのインタラクションを通して身についた身体的経験や感情、価値観や信念体系、社会的・文化的知識などから、さまざまな状況に解釈を与えていく認知プロセスにあるとされる⑭。
この認知意味論の枠組みは、類別詞の範疇化の分析にも大切な役割を担っていると思う。それは、類別詞による数えるモノのカテゴリー化は、言語主体が、数えるモノを解釈し、概念化する認知プロセスを具体的に反映しているからである。言い換えれば、類別詞で数えるモノのカテゴリー化は、問題となるモノのどの性質、あるいはどの側面に焦点化し、どの基準により認識し、どのように分類するか、といった言語主体の認知プロセスを反映しているからである。
類別詞には、言語主体のカテゴリー化のプロセスが、さまざまな形で反映されている。本研究では、類別詞の分析の基本的な枠組みの一つとして、認知言語学のカテゴリー化理論に注目する。以下では、認知言語学のカテゴリー化理論の基本概念を概観する。


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第三章、類別詞「枚」の多義性と意味分析.................................14
第一節、紙および紙類........................................................14
第二節、衣類.....................................19
第三節、食べ物.........................................26
第四節、板および板状のもの..................................30
第四章、類別詞「枚」の多義性のネットワーク...........................................40
おわりに........................................44

第三章、類別詞「枚」の多義性と意味分析

第一節、紙および紙類
1. 全体に見られる傾向
このグループに属するものは、全部紙および紙類のものである。紙および紙類のものは全 178 個あり、ほかのグループに比べて圧倒的に多い。「枚」のもっとも典型的な用法ともいえる。これらのものは外観から見ると、薄くて平面的な広がりが際立っていることが特徴である。以下では、「枚」と共起できる紙および紙類のものを次の表 3.2 でまとめた。
2. 各カテゴリーに見られる傾向①「枚」のみで数える紙および紙類(1) この鏡に自分の顔をうつして、これを見ながら一枚の紙に自分の顔を描きました。
(2) 二ヶ月ばかりたった頃であったろうか、彼は数枚の原稿を持って来た。
(3) 何気なくホームを歩いていたわたしの眼が、一枚のポスターに止まった。
(4) 見ると迷亭君は一枚の名刺を握ったまましゃがんで挨拶をしている。
(5) それから、返したいものは、彼がくれた二枚の写真のうち一枚の方です。「枚」は紙(1)、原稿(2)、ポスター(3)のような紙自体、紙に書かれたものや印刷されたものを数えることができる。また、名刺(4)、写真
(5)のようなカード状の紙類も数えられる。全般的に言うと、紙のように薄く平面的な広がりのあるものなら「枚」と数えることが間違いなくと思っている。
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第四章、類別詞「枚」の多義性のネットワーク

認知言語学の視点では、言語現象の背後には、類似性にもとづく具体事例のスキーマ化、典型事例からの拡張、一般的なスキーマからの事例化などのカテゴリー化の能力を反映するさまざまな分布関係が見られる24。前章で検討した類別詞「枚」の各用法の間にどんな分布関係があるか、これは本章で課題である。
前章で述べたように、類別詞「枚」は、薄い平面的な広がりを持った対象をマークする用法が基本的な用法である。典型的には、紙および紙類に関係する対象を数えるのに使われる。例えば、次のような用例がこれにあたる。
a. 二ヶ月ばかりたった頃であったろうか、彼は数枚の原稿を持って来た。これに関連した例としては、さらに以下の(2)~(6)が考えられる。これらの場合の「枚」の用法にも〈薄い平面的な広がりをもったもの〉が関係している。換言すれば、類別詞「枚」は、薄い平面的な広がりをもったもののイメージの拡張のプロセスを介して、(b)~(f)の用法に広がっている。
b. 彼女は私にシャツを七枚と、それから下着などをこしらえてくれました。〈衣類〉
c. いつぞや、兄さんが板チョコを二枚持って来て、そっと私に下すった。〈食べ物〉
d. さっきお初を救うために振り上げたどぶ板の一枚は、彼の傍らに転がっている。〈板および板状のもの〉
e. そして私に金糸と銀糸で刺繍した一枚のハンカチを下さいましたが、そのなかには、なにか幾つかの結び目で結えられたものが入っておりました。〈布および布類〉
f. 三枚のコインのうちの一枚を渡すと、洗面器一杯の真水の湯がもらえる。〈平坦なもの〉
ただし、前章で述べたように、類別詞は、言語主体が主観的に数える対象のある側面に焦点を当て、カテゴリー化するシステムである。したがって、言語主体の視点が変わると数える対象の異なる側面が捉えられ、結果として、異なるカテゴリー化に基づく類別詞が使われることになる。類別詞「枚」が用いられる典型的な対象は〈薄い平面的な広がりをもつもの〉である。このように〈薄い平面的な広がりをもつもの〉と言われている対象について、基本的に「枚」と数えるが、話者が捉える側面によっては、ほかの類別詞とも数える。
参考文献(略)
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